この国の公務員をどうするか その1
この国の公務員をどうするか その1
先日、都庁に政治資金の報告書類を提出しようと新宿駅地下街を歩いていた。ちょうど同じ団体の役員と待ち合わせの交番前に来た時、警官が声をかけてきた。
私は「またか」と思った。本当にうんざりした気持だ。
彼は「どこに行くか?身分証はあるか?名前は?」等と聞いてくる。
その質問の間にも数百名の通行人がその当たりを通り過ぎる。
私には当然「なぜ私だけが仕事の邪魔をされなければならない?」との疑問が起こる。
彼は通行の前を塞ぎ人の荷物を抑え仲間を呼び私を取り囲んでその場から動けない軟禁状態にする。
私はこの様な時、相手が何者か聞いた後、彼等が警官だと言った時、最初に言う言葉がある。
「貴方が本当に警察官だとした時に、今しているのは法律に基づいた権限のある命令なのか?そうであればその根拠が明確になれば従うが、それ以外は答えるつもりはない。」である。
彼は言う。「命令ではない。お願いだ。」と言う。
私にはとてもお願いをしている態度には見えない。
『私は何らかの犯罪の容疑者か?現行犯なら逮捕すればいいし、そうでなければ捜査令状を持ってくるか逮捕状が必要だろう?』
と聞くが彼等は私を「容疑者でも犯罪者でもない。捜査令状も逮捕状もない」と明言する。
「だとすると明らかに違法行為ではないか。」
待ち合わせの役員も到着し、その理不尽さに怒り抗議するが警官はやり方を変えない。
その役員はもちろんそんな経験は無いし慣れているわけではない。
私が警官に職権乱用による業務妨害を訴えたり、110番をして警官の違法行為を取り締まるよう言うがどの部署も同じで彼等は一体化していて、何の効果もない。
私の時間は潰れるばかりだ。
周りを興味半分の人が取り囲むが事態は変わらない。
彼らの中に冷静にやりとりを聞いて「警官がおかしい」と指摘する人物は現れない。
多くの彼等はたぶん思考停止状態だ。映像だけで判断しやりとりする言葉は聞いていない。「私が何か違法行為をし警官がそれに対処している」としか映ってないかも知れない。
「中略」
私はその場に座り込みパソコンを拡げ、どうせしなければならない打ち合わせや書類作成をその役員と始めた。
半時間ほど経った頃。警官たちは「都庁の選管に行くなら行って良いです」等と言いながらその場を引き上げた。
前振りが長くなりすぎた。
ここで何が起こったのだろう?
おおざっぱには2種類の事のどちらか或いは両方同時に起こったモノと考えられる。
1 警官又は警察組織を動かせる位置にいる立場の者が「公的機関を私的に利用」して一般人である私の行動を妨害或いはイメージ低下を謀った。
2 最初の警官が職権の範囲を理解せず、無知の為非合法な行為に及び職権を乱用した。それを知った同僚警官や警察の周辺部署が仲間をかばうためその違法行為に荷担し、無力感を味合わせ、被害者を泣き寝入りさせようと共同犯罪を成立させた。
これは去年の衆議院選挙の最中も私が埼玉5区で未来の党から出た藤島さんを応援した時にも複数起こった。
藤島さんの選挙活動を大音響の誹謗中傷で妨害した事件は取り締まらず現行犯逮捕できる者をそのままにした。
藤島さんが街頭演説中に暴力をふるわれたた事件では、警官や刑事が何度も藤島さんの事情聴取や書類作成・現場検証でで時間を潰し彼の演説が物理的に出来ない状態を作った。
なかなか本論に入れないまま今日の持ち時間はなくなった。
又次回。
原発ゼロか一定維持か 日本の電力将来像 豊田正和氏と高橋洋氏に聞く
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD180HG_Z10C12A6TY6000/
日本経済新聞 創論・時論
原発ゼロか一定維持か 日本の電力将来像 豊田正和氏と高橋洋氏に聞く
の豊田正和・日本エネルギー経済研究所理事長は原子力ムラの典型的主張に見えたので、コメントしておこう。
■「原発、一定の維持必要」 豊田正和・日本エネルギー経済研究所理事長
――最適な電源構成はどうあるべきですか。
について、
多様なエネルギーと、省エネをバランス良く活用していくことが必要だ。重要なのがエネルギー安全保障、経済性、環境・地球温暖化と、安全性の総合的な視点だ
との主張は全く正しい。
しかし、氏はインタビュー(本文参照)で、余分な修飾詞を付けて原発が必要であるかに見せる種を蒔いている。
そして以下は全く無意味な時間つぶしを展開している。ので端折りながら要点をコメントする。
氏は「再生エネは重要だが、一定以上になれば買い取り費用などコストが膨らむ。と主張するが、それは非効率な巨大電力会社を維持することを前提に考えている。それほど高いものなら売る側に回れば良いだけの話しだ。
――原発を維持するために安全をどう確保しますか。
というのは日経の原発推進の立場からの誘導尋問なのだろう。氏の答えには意味が見えない。
そもそも人類の歴史を上回るほどの年月、百万年経っても無くならない放射性廃棄物の安全など人類は管理できない。
経済をやる人間なら分かるはずだがその間の金利負担だけで経済的にも破綻している。電力会社はその管理費を一体いくら積み増しているのだ?
――再生可能エネルギーの可能性と課題は何ですか。
との問いに
「再生エネの課題はコストや用地の制約。と氏は聞いてきた風な事を言う。
氏は、原発1基分の太陽光発電を確保するには山手線の内側に相当する用地が必要。というが
別に山手線の内側はたかだか63 km2、東京23区は621 km2、福島第一原発の20キロ圏内陸地側が630km2で約10倍、福島第一原発の20キロ圏内陸地側が1,413km2で約22.5倍、飯舘村や他のホットスポットを合わせるとその約2倍で全部の原発分の面積が賄える。
それらの土地は、本来なら避難すべきところで30年経っても放射線量は半分にしか成らない。
また、全国には耕作放棄地が14,500km2、実に原発230基分である。これは化石燃料系の発電を賄っても余りある。
そのほかにもセイタカアワダチソウに覆われた入居者のない工業団地、夏は暑く雨の日にもいやな大規模ショッピングセンターなどの屋根無し駐車場、駅前の駐輪場、海外に逃げだした工場又は工場跡地、国土の周りには広大な海。何が悲しくて山手線の内側だけに注目しなければならないのか。氏の視野の狭さ、行動範囲の狭さ、想像力の欠如は推して知れる。
(必要面積が)風力はその3倍から4倍。風力は騒音の問題などから、人里離れた場所に設置され、送電コストがかかる。不安定な出力を補うバックアップ電源も必要だ。
とも言うがこれも極一部の失敗例だけを取り上げ鬼の首を取ったかのようだ。
風力は巨大なものだけの必要はない。道路淵、線路沿い、河川敷、騒音の問題の無い小さいものを大量に並べる事も可能だし、洋上もある。バックアップ電源の必要性は蓄電産業を飛躍させる。電気分解して水素で蓄えたり、一気にエチレンなどを作っても良い。
新産業がいくらでも芽生える。
笑ってしまうのが、
「新築の家すべてに太陽光パネルを設置するケース
を産業用電源と考えている事だ。
これは原子力ムラ関係者が得意になって、良く取りざたするが、太陽光発電が非効率な象徴にしたいが為のスケープゴートだ。丸で「自動車を各家庭で作ったらコストが高くつく」と大まじめに言っているようなもので、本来なら話題にすらならない陳腐な話しだ。
――経済への影響をどう考えますか。
氏は「原発ゼロの場合、試算すると電気料金は今よりもほぼ2倍になる。産業が空洞化し消費者の生活も成り立たなくなる」
というが、何の得にも成らない放射能対策予算や避難所生活、避難訓練、故郷を追われての放浪生活とは違い、安全で安心した生活、自分で発電した電気が売れる収入、全国津々浦々に新産業が産む雇用を考えればおつりが来る。都会だけが何もかにも吸い上げ、挙げ句の果ては外国企業に安く買いたたかれる20世紀型産業の温存に何の意味があるのか。
日本の大企業の多くである20世紀型産業は国際戦略も未来戦略もなく、消耗戦を続けて国内を空洞化させて、非正規雇用補増やし、貧困化を進め、消費の下方修正を加速させてきたきた。
世界でのトップレベルの地熱発電も含めて、再生可能エネルギーを開発すれば、日本は自給でエネルギー大国に成り、エネルギー安全保障、経済性、環境・地球温暖化と、安全性全てを手に入れる事が出来る。
そんな絶好の機会が見えないのか、見えているが故の原子力ムラの最後のあがきなのか、コメントせずにはいられなかった。
「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する御意見の募集(パブリックコメント)
「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する御意見の募集(パブリックコメント)
本日(2012年8月12日)18時締めきりです。
まだ間に合います。皆さんもコメントしましょう。
https://form.cao.go.jp/aec/opinion-0027.html
●人工放射能と地球生物は共存出来ない。
1 地球上の生物は40億年の長期間をかけでて、やっとのことで現在の自然放射線の分布状況に適応できる種だけが生き残った。人工放射線は地球上の生物が経験し得なかった放射線で、そのスペクトルに適応できる種が登場するには更に数十億年は時間を要する。高度な生物ほどその適応は困難で、生き残るかどうかだけでなく、そのデリケートな機能の多くを失わなければ適応できない可能性がある。つまりそれは生き残ったとしても別の生物である。
2 人類が誕生した歴史より長い時間保管しなければならない核廃棄物。この一事をとらえても私たちの世代は子孫に顔向けできない。核廃棄物をどこかに保管してあるいは放置して、未来世代の人類あるいは他の文明を築く他の生物に対してその安全を担保できる技術も能力も今の人類にはない。
●自然災害は予測不可能で、予測できたものでさえその全てに対処が出来ない。
3 3.11の震災は全く予測してない隠し球があったかの如くの大災害だった。東南海地震や首都直下地震はあれほど話題になっていたし、不十分でも備えをしようとしていたにもかかわらず、その想定する地震の強度を遙かに上回る地震が全く無防備のところで発生した。地球の地殻変動や気象変動はまだ人類が全て把握しコントロールできるようにはなっていない。そこに人類の存亡リスクをかけるような物を存在させることは刹那的な滅亡願望でしかない。
●機械の故障も人間のミスも決してゼロにはできない。
4 故障しない機械やシステムを作ることは不可能だ。ミスをしない人間もいない。このどちらかに問題があるだけでも、3.11の福一事故は繰り返される可能性があるのに、人類は故障しない機械も、ミスをしない人間も生み出せないでいる。
故障やミスがあっても許される社会的存在は関係者全員が責任をとれる範囲に留まるときのみ以外にない。
事故が起こって東電幹部は事故を放り投げて逃げようとし、事故の影響で健康や経済やコミュニティー破壊をされた人びとのほんの一部にさえも責任をとっていない。
国も広島長崎原爆の被曝データの秘匿と同じ事を福島で繰り返している。責任のとれない物は作るべきでない。
●人の心に生まれる悪意や誤解はなくせない。テロや国際紛争の問題。
5 今回の福島第一原発事故で無視されているのが、テロや国際紛争実効手段として、原発攻撃が含まれる問題だ。
これは「東北大震災に3.11まで触れようともしなかった」と相似形の「もう一つの隠し球」である。
北朝鮮のテポドンは世界最強の軍事技術を持つアメリカでさえ、北朝鮮の領空から出た瞬間に破壊することも出来ない。5分もあれば日本中のどの原発も無核弾頭のテポドンで北朝鮮の持つ核技術の何桁も上の核兵器に変えられる。
悪意が有ればあるいは無邪気な遊び心が有れば、一個人でも、テロに無防備な日本の原発は、格好の標的に出来る。
日本は巨大な丸裸の火薬庫を全国に散りばめて存在しているのである。
●一つの事故で広範囲な放射能被害
6 福島第一原発事故は事故直後の半月以内に、最低でも三重県から東の日本は全域放射能汚染をし、北半球の広い範囲に放射能をばらまいた。国の言論言論のためか多くの国民が忘れようとしているが、去年三重県のお茶から大量の放射性物質が検出されたから私は東京での自給野菜の栽培をやめ、輸入野菜に頼る日々だ。
次回福井県や石川県で事故が起これば沖縄以外の日本はほぼ全域汚染されるだろう。
●何よりも子供の健康を守り母親が安心して子育てできる社会を
7 女の子は母親の胎内で妊娠3週間程度で卵細胞を作る。卵細胞や胎児の被曝は次の世代が生まれるか否かの問題。
8 最低でも福島県全域全員、今後生殖可能な世代は関東と東北太平洋岸は全員西日本や国外に避難すべきだが、国は今の混乱を恐れて将来世代の悲劇を放置する無責任な体制で、更に事故が起これば日本人は滅ぶ。
●原発即時全廃の背水の陣の覚悟
9 バブル崩壊後四半世紀、日本の経済界は過去の栄光と既得権益にしがみつき、権力で政治を歪めて新興企業のイノベーションを阻害している。
経済界は目先のやり繰りで高付加価値の製品開発でなく非正規雇用の大量増産で国民の購買力を奪い、結婚できない若者などを増やし、少子化を加速させ、内需拡大の可能性を奪った。
つまり、原発乱造の電力会社を始め多くの20世紀型産業は落とすべきコストと投資すべきものの決め方を誤った。
10 欧州危機を始め、産業革命以降続いたの経済システムは既に破綻している。
経済至上主義が実は経済的に非効率な事も、中央集権ではコントロール不能なことも露見した。今世以降はできるだけ小さい単位のコミュニティー内で食料、エネルギーが循環できる、世界や国単位のマクロ経済に依存しすぎない仕組みが潮流となる。中央集権型重厚長大産業から脱却、多極分散型でネットワーク型21世紀産業への転換へ日本が先陣を切るためにも自然エネルギー100%で自給を目指すべきだ。
これは世界の見本と成り、その技術は輸出できる新産業となり、自立した日本経済は、円が1ドル1円に限りなく近づいても世界経済で勝ち残る条件を持つ。
そのためには厳しい環境規制が日本の自動車産業等を躍進させたように、「原発即時全廃の背水の陣の覚悟」が必要である。
原発依存では経済成長に必須の「選択と集中」の矛先が鈍り結局虻蜂取らずになる。
●震災復興にも過疎に歯止めをかけ限界集落削減にも少子高齢化にも対応できる
11 東北の被災地の加速した人口流出は震災がきっかけで、日本中で起こっていることが分かりやすくなっただけである。
もはや日本の仕組みそのものを変えなければ真の震災復興は有り得ない。と同時に日本中の諸問題解決とも同義である。
原発に依存しない社会構築と自然エネルギーで地域内の産業と雇用を増産する経済、加えて貨幣経済に過度に依存しない社会はまさに表裏一体である。
「月々の電気代が高くなる」は変えられる
「月々の電気代が高くなる」は変えられる
ここに「月1000円で原発ゼロ、買えます。」と言うのがあります。

「原発ゼロの未来をつくる。国民的議論の場 NO NUKES」からお借りしました。
しかし、これは他人まかせにしている場合の話しです。
この政府資料は「2030年における家庭の一ヶ月電気代」というものでそれぞれ2030年の原発依存比率ごとに試算してあります。
個別には
原発 0% 約14,000〜21,000円
原発15% 約14,000〜18,000円
原発25% 約12,000〜18,000円
というものです。
しかしここでは相変わらず「電気は電力会社から買うもの」という発想から抜け出していません。
この「月1000円で原発ゼロ、買えます。」は「一世帯当たりの電気代が原発0%の場合原発15%と比べて最大3000円高くなるとし、一人当たりでは約1000円高くなる」から、
「その負担に耐えようよ。そうすれば原発にリスクにおびえなくてすむよ。」
と言う趣旨だと思います。
ここで何を言いたいかと言いますと、
自ら積極的に行動すれば14,000円が15,000円になるレベルの我慢でなく、電気は自分で作るものに変えようと言う事です。
つまり
「電気は自分で作れば電気代は要らなくなるし原発のリスクにもおびえなくてすむよ」
と言う事です。
例えば月々一人1000円出せば今の買い取り価格で今の太陽光発電設置コストだと、当初毎月約10円の買電収入があり、当初毎月10円強増えます。同時に毎月A5の用紙より少し広い面積の太陽電池が増えていきます。
毎月の買電収入を再投資すれば1年後の買電収入は約127円/月、太陽電池はA4約8枚の面積です。
これを2030年まで続けると約4kWの太陽光発電機を持つことが出来、電気代支出はこの発電した範囲で使うならゼロとなります。
これはいくら石油等化石燃料が高騰しようが、電力会社が値上げしようが関係ない生活です。
このコスト計算は他社の現実のコストで計算しました。
しかしSOLA(自然エネルギー拡大共同会議)では月々500円で同様のことが実現できると考えております。(近日公開)
毎月の電気代が1万円のご家庭であれば、5%節電し、その分をこの投資に回せば2030年のあなたの家庭では電気代が要らない生活を送ることが出来るようになるのです。
これを国民みんなでやれば原発など一基も要りません。
それはつまり
「電気は自給自足し、原発のリスクにもおびえない未来の生活を手に入れる」
事が出来るのです。
他人まかせで
「月1000円で原発ゼロ、買えます。」
とひと味違う
「月1000円で原発ゼロ、買えます。」
を自らつかみ取る。あなたも実現できます。
自分が出来る事をコツコツと積み重ねることで食料とエネルギーを自給し
さらに健康であれば、お金にも他者にも支配されない自由な老後や人生が送れるでしょう。
福島県富岡町で被害にあった、木田節子さんからのメール
福島県富岡町で被害にあった、木田節子さんからのメールです。
ご本人の許可をもらって転載します。
本文中の「公開質問状」
http://amba.to/KwAE2r
も眼を通して頂き、今私たちがすべきことを考え行動して下さい。
以下本文
今回の「公開質問状」提出のアイデアは、17日に行われた福井市での集会に参加した、 首都圏からの300人のうち、渦中のおおい町まで行って、 自分の目で、どんなところか見てみたい、おおい町の様子を感じてみたいと、オプションに参加した一部の人が、帰りの新幹線の中で、「集会やデモも大事だが、野田首相が再稼働を容認してしまい、このままでは大飯原発だけではなく、全国の原発がなし崩し的に再稼働してしまう。 私たちは黙ってそれを見ているしかないのだろうか…」と話し合った中から生まれたものです。
私は、自身が福島第一原発から8キロの町に我が家を置いたまま、一年以上も、 それまでは何の縁もなかった水戸市で避難生活をしていますが、 現在、原発反対運動に参加しているのは、ほかの原発立地県、市町村に住む方に、 福島の思いを繰り返して欲しくないということと、我が子が原発作業員であり、 被曝を条件とする人たちを軽く見ている電力会社や政治家、科学者など、推進してきた者たちへの抗議の気持ちからです。みなさんには見えない、誰も住まない町の荒れ果てた悲しさ、検問ゲートからわずか20分の我が家には自由に帰れないもどかしさ。
近隣の市や町に仮住まいしている避難者が、補償金や義援金をたっぷり貰っているかのように報道されるため(事実は違います。)、外に向かってものが言えなくなっていること、肩身の狭い思いをしていること、
そして、長いこと、広島の原爆症患者を研究してきた医者が、 初期の原爆症がすでに現れていると言っても、県も市町村も、「原発爆発との因果関係は今のところ認められない」と言ったり、
レントゲン技師など、特別な資格を持つ人しか立ち入りができない、放射線管理区域のような高線量の中で暮らすことを強いられている現実を知っているでしょうか。
私は、この二ヶ月間におおい町を三度訪ねました。
福島第一、第二原発のある双葉郡と違い、 半島と海とが重なり合う景色は、とても美しく、17日の夕方訪ねた時に見た、 夕焼けに佇む景色に、ここを、絶対に第二のフクシマにしてはいけないと思いました。
大飯で何かあれば、この国は東も西も安全な場所はなくなってしまいます。
私たち福島の女たちは、せめて西日本だけは汚染させてはいけないと訴えています。
経験したことのない行動に不安を感じることはもっともなことですが、 実は、誰もが気になっていることですし、これを質問もせずに、 何の安全の担保もなく、見守ることしか、私たちにはできないのでしょうか。
福島県富岡町 現在水戸に避難 木田節子
大飯原発再稼働の前に「住民の命と安全についての公開質問」
2012.6.25
内閣総理大臣 野田佳彦 殿
関西電力社長 八木 誠 殿
福井県知事 西川一誠 殿
おおい町長 時岡 忍 殿
住民の命と安全についての公開質問
原発から住民の命と安全を守る連絡会
野田佳彦首相は5月30日原発再稼働について「私の責任で最終判断をしたい」と述べ、6月16日(土)福井県西川誠一知事と会談、その後3閣僚と会談し福井県大飯原発3、4号機の再稼働を正式決定しました。
2011年3月11日に福島第1原発事故が起こりました。日本では現在でも福島第一原発と同様な事故がいつ起こるか、わからない状況です。
私たちは二度と福島第一原発のような事故が起こらないように、避難者、避難民が出ないように願っています。それゆえここに公開質問を致します
公開質問
1 再稼働は、住民の命と安全に関わる問題であり『すべての面で安全である』と判断された根拠を項目毎に明示ください。
2 私たちは関西電力が予期できなかった、という事故が発生したとき、事故の初期発見者から、最高責任者(福島事故では菅直人首相)への伝達方法と、最高責任者から一住民までの指示系統を明示ください。
3 避難について
1) 住民は日常どのような準備をすべきか、誰でもわかるよう明示ください。
家庭、職場、保育園、幼稚園、学校、病院、老人ホーム、介護施設、障害者関連施設ごとに。
例 食糧・飲料水、医薬品、懐中電灯他所持品等について。
乳幼児・児童・生徒、妊婦の対応は一般成人とは異なると考えます。その点も明示ください。
2) 避難についての方法(例、指示あるまでその場を動かない、速やかに移動、移動方法、徒歩または自転車・車の使用)等について明確に提示ください。
3)避難所の明記、使用道路名、移動先を明らかにしてください。
指定道路が破損し、通行不能となった時の指示について。
4)待機所での生活はどのような準備(例、食糧・飲料水・医薬品・冷暖房・寝具等)がされているか、明示ください。
5)これまでどのような避難訓練をされてきたか、明らかにしてください。
4 汚染について
1) 大気汚染、大地汚染、海洋汚染、地下水汚染、飲料水汚染についての対策を示して下さい。
2) 事故による被害は、おおい町だけでなく、事故発生周辺、滋賀県、京都府、大阪府、富山県、岐阜県、石川県他にも拡散します。各地の避難方法についても明示してください。
3) 大飯原発は日本海側に面しており、海外、韓国・北朝鮮・中国・ロシア・台湾も被害を受けます。これらの国々に対し、どのような情報伝達と対応を要請されるのでしょうか。
メルトダウンによる、チェルノブイリ事故のような爆発が起これば、アジア全体から世界に被害が拡大すると考えますが、どのような対応を各国に要請されるのでしょうか。
5 その他
1)電力会社職員はどの部署が日常的に放射線量測定器を持参しているのか明示されたい。
2)地域の放射線測定箇所、測定結果の公表、公共の放射線測定器の貸し出しはどのようにされているのか、被曝した町民に対する放射線量測定体制はどのようにされているか明記されたい。
3)放射線量値の安全基準の根拠と数値を明示されたい。
4)避難で放置された家に盗難が発生しますが、そのような現象についてどう考えていますか。
5)福島第一、4号機が問題になっているように、使用済み燃料廃棄物の安全保管についても提示されたい。
6)福島第一原発事故で避難された方々から、どのような点を学んだか、提示してください。
以上について回答を6月30日まで文書でお願い致します。
原発から住民の命と安全を守る連絡会 地元 連絡先〒917-0095小浜市城内1-7-10 T/F0770-52-3595世戸玉枝 全国〒337-0032さいたま市見沼区東新井866-72石垣敏夫048-686-7398 motoei@jcom,home.ne.jp:木田節子(富岡町)石森修一郎(福井市)高瀬元通(栗東市)澤田洋(鶴ヶ島市)小田々豊(南相馬市)長谷川羽衣子(京都市)森下弘治、宮崎宗真、徳庄博美(おおい町)中島貫(大阪市)景山恵司(神戸市)寺岡豪(川崎市)石橋行受(豊島区)中嶌哲演、森口喜一、松本美鈴、坂上和代、松本浩(小浜市)増井貴美子(福井県若狭町)
SOLA第1号発電所稼働 のんびり村レポート
今年(2012年)4月30日、SOLA http://sola-do.com/ の企画による第1号自然エネルギー発電所が稼働しました。
SOLAは元々
「自然エネルギーを個々の市民が自分で持ち、エネルギーを自給することで自立した個を築こう」という市民を社会に広げるのがその目的です。
それは自前の発電所でできた電気を自ら使う。
あるいはその電気を売って、そのお金で他からのエネルギーを買う。
と言うようなエネルギーの自給自足を目指したいわけです。
今回稼働した第1号の自立型太陽光発電所はソーラーパネルとバッテリーの組み合わせにより、電力会社に頼らなくても24時間365日電気がある生活ができる、あるいは仕事が続けられるというものです。
そしてそれは東北の被災地を応援したいという希望を持つ企業の応援で設置できました。
スマートプラス(株)http://smartplus.co.jp/の木村社長とお会いしたのは2月上旬のある日でした。
その日、私はSOLAのビジネスモデルを説明し、エネルギーの自給や資産を増やす利殖目的(再生可能エネルギー買い取りに関する法律で自然エネルギーは事業をして利益が出る固定価格が20年間保証)だけでなく、
「太陽光発電装置オーナーとして被災地が支援できる仕組みが提供できる」ことを説明しました。
すると木村社長から「被災東北3県に各2件程度の支援を2月中にしたい」との申し出がありました。
一機4キロワット程度、市場価格で225万〜250万円相当、総額1250〜1500万円相当(これは買電の電気代に換算すると総額2000〜2500万円相当を20年間に渡って寄付し続けること)です。
SOLAとしては初の大型案件であり、是非ともこれを成功させ軌道に乗せたいと、この事業に当面集中することにしました。
私はfacebook等で呼びかけ具体的に困っている被災地を人の繋がりのあるところから複数候補をリストアップし、実際に現地視察しました。先行して選んだ2件はいずれも宮城県でした。ソーラーパネルの設置場所の情報提供などをスピード感を持って提供頂きたました。
3月14日、海外事業などを手がけてお忙しい木村社長日程調整、のんびり村と言う体験民宿を営む漁師さん宅と小さき花市民の放射能測定室仙台(以下小さき花と言います)を開設した有機農家を視察しました。
新幹線で仙台に入り、レンタカーを借りようとしましたが、復興バブルにわく仙台市は予想通りレンタカーはどの会社も売り切れでした。レンタカーの手配は木村社長にお願いしてありましたが、東北3県の現状を見たことがなかった木村社長は軽く考えていたようです。
仕方ないので、小さき花の石森さんにお願いして軽四を借り、石巻市尾ノ崎字宮下、のんびり村へ向かいました。
途中多数の犠牲者を出した大川小学校で犠牲者のご冥福をお祈りし、海の中を延びる土砂で盛り上げられて県道をのんびり村に向かいました。
全く家が無くなったところも、家の形は残っているけれどの無残な姿になっているところにも見る度に心を痛めます。
避難住宅から自宅に通っている村長の坂下健さん夫婦にお会いし、現状をお聞きしました。
木村社長は「民宿と自宅の両方が普通の状態程度に使えるような自立型発電所にしたい」と申し出て頂き、私もほっとしました。
それまで他のボランティアの方が600ワットの太陽光パネルと蓄電池を2個付けていましたが、それは「夜8時ぐらいまでの電灯しか使えない」と言う事で、「保健所の許可も取り事業を再開したいけど冷蔵庫が動かないのがネックだ」と嘆いておられました。
私がのんびり村を選んで木村社長にお勧めした理由は、
被災の状況、太陽電池の必要度(5年先まで東北電力は電気を送電しない模様です。)、地域社会への影響度、前向きな生き方(船が流されたため新しき購入し、事業再開に挑戦しています。)
後日使用電化製品の数、ワット数、使用時間帯の一覧表を送ってもらうことになり、のんびり村を後にしました。
太陽電池の設置時期は4月の中旬までは牡蠣の収穫などでお忙しいと言う事で、4月30日に工事をすることになりました。
4月29日の夜11時スマートプラスのある千葉県鎌ヶ谷市を資材や機材を積んだトラック2台、ワゴン車に日本中国モンゴルの混成スタッフ10名余が分乗して一路東北道を北上しました。
2012年4月30日朝6時頃のんびり村に到着し、早速工事を始めました。
のんびり村のお母さんにはお昼やおやつなどを作って頂き、夕方には村長さんが牡蠣の網焼きをごちそうしてくれました。
その日は全ての工事が終わるのは夜8時ぐらいまでかかりましたが、既に電気は使える状態になっており、約14ヶ月ぶりにのんびり村で普通に電気が使えるようになりました。
こんな前向きな方々が14ヶ月も放っておかれる国や行政、電力会社の無策人情のなさが改めて感じられました。
その晩はのんびり村の民宿に泊めて頂き、翌朝5時頃小さき花 http://chiisakihana.net/ に向けてSOLA第2号自然エネルギー発電所設置工事に出発しました。